2020.01.09 12:40 更新
2020.01.08 取材
Micro-Star Int'l Co.,Ltd.(MSI)は2020年1月6日、米ラスベガスで開催中の「CES 2020」にてプロダクトキーノートを実施。特徴的なデザインのゲーミングデスクトップPC「MEG Aegis Ti5」やリフレッシュレート300Hzのディスプレイを搭載したノートPC「GS66 Stealth」などの新製品を発表した。この記事では、発表会の様子と発表製品を紹介していく。
マザーボードやグラフィックスカードといった自作PC系のパーツに留まらず、ノートPCやデスクトップPC、ディスプレイ、ゲーミング周辺機器など、バリエーション豊かな製品展開を行っているMSI。今回のキーノートもそういった同社の志向がよく反映されており、スペックや外観にインパクトのある“尖った”ノートPCやデスクトップPCから、クリエイター向けのキーボード、マウス、果てはワイヤレスイヤフォンに至るまで、実に幅広い製品が発表されている。
キーノートおよび展示ブースの会場となった「The Venetian Las Vegas」 |
1階にあるカジノ。ラスベガスのほとんどのホテルは、フロントと客室の導線上に24時間営業のカジノを設置している |
会場に繋がる通路。CES期間中は、複数のホテルに企業ブースや展示スペースが設けられる | 会場にはステージと大型ディスプレイを用意。45分間のプロダクトキーノートを実施した |
MSI CHIEF Exective OfficerのCharles Chiang氏。近年はゲーミングに加え、クリエイティブ向け製品のラインナップも積極的に拡充しているMSIだが、今後もこの2本柱に注力していくことをアピールした |
「MSI GS66 Stealth」 | 「MSI GE66 Raider」 |
フラッグシップゲーミングノートPC「GE Raider」シリーズの新製品となる「MSI GE66 Raider」、および薄型ゲーミングノートPC「GS Stealth」シリーズの新製品「MSI GS66 Stealth」は、いずれもリフレッシュレート300Hzに対応するフルHD解像度の15.6型液晶ディスプレイを搭載可能。詳細なスペックは公開されていないが、CPUにIntel 第10世代Coreプロセッサ、GPUにNVIDIA GeForceシリーズを採用する。そのほか、大容量の99.9Whバッテリを搭載することで、ゲーミングPCとしては長時間の駆動が可能になる見込みだ。
2製品ともリフレッシュレート300Hzのディスプレイをアピール。展示機でも実際に300Hzで動作しているのが確認できた |
Colie Wertz氏がデザインを担当する「GE 66 Raider Limited Edition by Colie Wertz」。戦闘機をイメージしたスリットやロゴにより、インパクトある外観となっている |
また「MSI GE66 Raider」については、「スター・ウォーズ」シリーズ、「トランスフォーマー」シリーズなど著名な映画作品のコンセプトアーティストを務めるColie Wertz氏がデザインを担当する「GE 66 Raider Limited Edition by Colie Wertz」を販売する。
3モデルとも販売開始は2020年内を予定しており、価格は未定。なお、これらのノートPCについては別記事で詳報をお届けする予定だ。