2019.06.02 00:58 更新
2019.06.02 取材
ユーザーの要望に応え、ADATA Technology(本社:台湾)がPCケースへの参入を発表。XPGブランドから近々投入されるという、2種類のゲーミングPCケースを一足先に紹介しよう。
元々得意としているメモリやSSDに加え、最近ではキーボードやマウス、ヘッドセットなど、ゲーミング向けXPGブランドに注力しているADATA。ユーザーからは、PCそのものもXPGで統一したいという声が大きくなっているという。そんな要望に応えるため、ついにPCケースへの参入が決まったという。
今回発表されたのは、4面強化ガラスを採用する上位モデル「XPG BATTLE CRUISER」と、左サイドパネルのみ強化ガラスにした下位モデル「XPG INVADER」の2モデル。いずれもミドルタワーで、カラーはブラックとホワイトの2色が用意される。
トップのアドレサブルRGBファンをオプションになる予定 |
その中で特に注目なのが、上位モデル「XPG BATTLE CRUISER」だ。4面強化ガラスに加え、フロント3基、リア1基のアドレサブルRGBファンを標準装備。さらにLEDコントローラを搭載し、価格は150ドル前後。国内発売についてはいまのところ予定はないが、グローバル市場向けには7月にも発売が開始されるという。なお下位モデルも同時に発売が開始され、価格は80ドル。
「XPG INVADER」 |
またAsetekの水冷ユニットをベースに「XPG」ロゴや、アドレサブルRGBファンを組み合わせた240mmオールインワン水冷ユニット「XPG Levante」や、電源ユニットも登場予定。後はディスプレイさえ出れば、CPU、VGA以外はオールXPG製という構成も可能になるワケだ。
オールインワン水冷「XPG Levante」の他にも、550W~850Wまでの電源ユニットも準備中とのこと |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ADATA Technology Co., Ltd.: http://www.adata.com.tw/
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