2023.06.06 12:33 更新
2023.06.06 取材
ラグジュアリーホテルのRegent Taipei Hotelにてプライベート展示を行っていたDeepcool。担当者が「かなりの自信をもっている」と語っていたのが、ハイエンドCPUクーラーの最新モデル「ASSASSIN IV」だ。
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人気のハイエンドCPUクーラー「ASSASSIN III」の後継モデルにあたり、先代同様にツインタワースタイルのヒートシンクを採用。ただしデザインは大幅に刷新され、冷却ファン・ヒートシンクともに一体感あるボックス形状に生まれ変わった。
外側に120mmファンを備え、ツインタワーの間にあたる中央部分に140mmファンを内蔵する、デュアルファン構成。外側のファンはメモリスロットへの干渉を防ぐため、ブラケットが上部にオフセットできる構造になっている。なお、ファン増設用のブラケットも付属し、トリプルファン構成にも対応する。
合計7本のヒートパイプを備える強力な冷却性能が特徴で、TDP280Wまで対応。Core i9クラスのハイエンドCPUも不安なく冷却可能とのこと。
搭載するFDBファンの仕様は、回転数は500~1,700rpm、最大風量79.1CFM(140mm)/58.06CFM(120mm)、最大静圧2.44mmAq(140mm)/2.1mmAq(120mm)、最大騒音29.3dBなど。
対応プラットフォームは、Intel LGA1700/1200/115x/2066/2011-v3/2011、AMD Socket AM5/AM4。近頃は省略されがちなLGA2066/2011のCPUにも対応している。外形寸法は幅144mm、奥行き147mm、高さ164mm、重量1,575g。
なお、グローバル市場における価格は100ドル前後。もちろん日本市場向けの取り扱いも予定(国内価格は現時点で不明)しており、ブラックモデルは6月中、ホワイトは1~2ヶ月遅れで発売される見込みだ。
文: 編集部 絵踏 一/取材・撮影:池西 樹
Deepcool Industries: https://www.deepcool.com/