2024.06.07 11:53 更新
2024.06.07 取材
MSIブースでは優れたエアフローを謳うPCケース「VELOX」シリーズの最新作「MPG VELOX 300R AIRFLOW PZ」が展示されていた。従来モデルからさらにエアフローを向上し、ハイエンド構成にも対応するゲーミングミドルタワーPCケースを早速チェックしていこう。
フロントとトップに加えて、右サイドパネルにも大型の通気孔を備え、いかにも冷えそうな出で立ちの「MPG VELOX 300R AIRFLOW PZ」。さらにフロント部分には、より遠くまで風を届けることができる2層構造ブレードを採用した新型160mmファンを2基搭載する。
フロントには、2層構造ブレードを採用した新型160mmファンを2基標準装備 |
フロントパネルのファンマウントはバータイプで、スペーサーを外して固定位置を変えることで120mmや140mmファンにも対応する |
またCPUクーラーは全高165mm、グラフィックスカードは長さ380mm、電源ユニットは奥行き220mmまで対応し、ラジエーターは360mmサイズを3基まで搭載できるなど拡張性も良好。大型のグラフィックスカードを支えるGPUホルダーも標準装備されており、まさにハイエンドゲーミングPCを構築するための装備が揃っている。
高さを調整できるGPUホルダー機能も標準装備 |
フォームファクタはE-ATX、ATX、MicroATX、Mini-ITXで、ATXマザーボードは背面にコネクタがある「PROJECT ZERO」シリーズにも対応。本体サイズは幅235mm、奥行き514mm、高さ550mmで、カラーはブラックとホワイトの2色がラインナップする。
ハンドスクリュー外すだけで電源シュラウドを取り外せるため、電源ユニットも簡単に組み込むことができる |
なおグローバル市場向けには2024年第4四半期に発売予定で、国内での取り扱いについては現時点で不明。
文: 編集部 池西 樹
Micro-Star International Co., Ltd.: https://www.msi.com/
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