2022.01.19 23:01 更新
2022.01.19 配信
1月5日(現地時間)オンラインイベントにて発表された、AMD Radeon RX 6500 XT搭載グラフィックスカードについて、各社より市場想定売価および発売日がアナウンスされた。解禁と同時に発表された製品は以下にまとめたとおり。
ASUS JAPAN株式会社(本社:東京都千代田区)は、デュアルAxial-techファンを搭載する「DUAL-RX6500XT-O4G」を発表。1月21日より販売を開始する。
2スロットデザインのVGAクーラーには、パワフルな2つのAxial-techファンを装備。小軸ドラムの採用でインペラ面積を拡大し、下向きの空気圧を高めるバリアリングを搭載。またGPUが52℃以下の場合は冷却ファンの回転が停止する0dBテクノロジーに対応する。なお基板の歪みを抑える防護バックプレートも装備される。
主なスペックは、メモリバス64bit、ビデオメモリはGDDR6 4GBで、インターフェイスにDisplayPort1.4 x1、HDMI2.1 x1を搭載。補助電源コネクタは6pin x1で、外形寸法は幅128mm、長さ201mm、厚さ40mm。
GIGABYTE TECHNOLOGY(本社:台湾)国内正規代理店のCFD販売株式会社(本社:愛知県名古屋市)は、2種類のRadeon RX 6500 XTグラフィックスカードを用意した。
3連ファン仕様WINDFORCE 3X 冷却システムを搭載する「GV-R65XTGAMING OC-4GD」は、一部詳細スペックが未発表。判明しているのは、メモリスピード18Gbps、メモリバス幅64bitで、GDDR6 4GBのビデオメモリを実装。インターフェイスはDisplayPort1.4a x1、HDMI2.1 x1を備える。外形寸法は幅114mm、長さ282mm、厚さ40mm。補助電源コネクタは6pin x1。
2連ファン仕様WINDFORCE 2X 冷却システムを搭載する「GV-R65XTEAGLE-4GD」も現時点、一部スペックが開示されていない。外形寸法は幅117mm、長さ192mm、厚さ38mm。補助電源コネクタは6pin x1。
ASRock(本社:台湾)国内正規代理店のCFD販売株式会社(本社:愛知県名古屋市)は、「AMD Radeon RX 6500 XT Phantom Gaming D 4GB OC」(型番:RX6500XT PGD 4GO)について、新規取り扱い開始を発表。市場想定売価は税込35,970円前後で、1月21日より販売を開始する。
1月5日付プレスリリースでご紹介済みの2モデルのうち、デュアルファン仕様のみが販売。主なスペックはストリームプロセッサ数1,024基、メモリバス幅64bit、ビデオメモリはGDDR6 4GBで、各種クロックは現時点で未定。出力インターフェイスはHDMI2.1×1、DisplayPort1.4×1、補助電源コネクタは8pinx1、バスインターフェイスはPCI-Express4.0(x4/x16形状)。外形寸法は長さ240mm、幅129mm、厚さ42mm、重量459g。
なおシングルファンでMini-ITXサイズの「AMD Radeon RX 6500 XT Challenger ITX 4GB」は、初回の販売リストに掲載されていない。
PowerColorブランドを展開するTUL Corporation(本社:台湾)国内正規代理店のCFD販売株式会社(本社:愛知県名古屋市)および株式会社アユート(本社:東京都文京区)は、「AXRX 6500XT 4GBD6-DH/OC」を発表。1月21日より販売を開始する。市場想定売価は税込33,000円前後。
VGAクーラーはデュアルファン仕様で、軸受けには長寿命デュアルボールベアリングを採用。60℃未満では冷却ファンの回転が停止するセミファンレス機能も備えた。
コアブーストクロックは2,820MHz、メモリスピードは18Gbpsで、GDDR6 4GBのビデオメモリを実装。インターフェイスはDisplayPort1.4 x1、HDMI2.1 x1を備える。
玄人志向は「RD-RX6500XT-E4GB/SF」を発表。1月下旬より販売を開始する。市場想定売価は税込29,700円前後。ショートサイズ基板とシングルファン仕様のコンパクトなボディが特徴で、省スペースPCのアップグレードに向く。
コアブーストクロックは2,815MHz、メモリスピードは18Gbpsで、GDDR6 4GBのビデオメモリを実装。インターフェイスにDisplayPort x1、HDMI x1を備える。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
玄人志向: https://www.kuroutoshikou.com/