ショップ公認 hermitage akihabara since1997 ショップ公認 hermitage akihabara since1997

最終更新日 2026年6月27日 9:30

  • レビュー
  • エルミタ取材班
  • 自作PCパーツ
  • PC・ノート・BTO
  • モバイル
  • 告知・キャンペーン
  • 特価品情報
  • アキバ価格表
  • データベース
  • SHOPリスト
  • AMD
  • MSI
  • Thermaltake
  • サイコム
  • CFD
  • ASUS
  • GIGABYTE
  • ツクモ
  • アーク
  • CORSAIR
  • Fractal Design
  • Cooler Master
  • DeepCool
  • Team
  • ASRock
  • Antec
  • Noctua
  • アキバの食
  • 街ネタ
  • コレオシ
  • PCケース
  • 新着記事

トップ > レビュー > 撮って出し

エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1020

Noctua「NH-P1」検証:世界中の熱心な自作派を魅了するパッシブCPUクーラーの正体

2021.07.12 更新

文:池西 樹(検証)/文・撮影:松枝 清顕(解説)

  • rss
  • Twitter
  • Facebook
  • hatena
  • pocket
CPUクーラー Noctua
Noctua(本社:オーストリア)が本気で製品化させた同社初のパッシブCPUクーラー「NH-P1」。製品資料を読み進めると、神経質なほど多くの注意書きが記されており、冷却に対するNoctuaの真剣な取り組みが見て取れる。一方で1万円を軽く超える売価のCPUクーラーである事を思えば、費用対効果はきちんと発揮してもらわなければならない。今回の主役「NH-P1」は、長きに渡る開発期間の末に販売に漕ぎつけたNoctuaに敬意を表しつつ、高価な冷却機器として、ときにシビアに評価を下したい。

記事の公開用URL


2年前までは研究開発用レベルだった「NH-P1」

販売が開始された「NH-P1」の概要を説明する前に、触れておかなければならないのが「COMPUTEX TAIPEI 2019」のNoctuaブースレポートだ。当時(2019年6月)、PROTOTYPEと記された名も無き「Fanless CPU cooler」は、紛れもなく「NH-P1」の原型で、見比べると僅かな違いでしかない。

comp_2019_0602_01_noctua_1024x768_03
「COMPUTEX TAIPEI 2019」のNoctuaブース。余談ながらNoctuaが示すPROTOTYPEの多くは、後に製品化されているので、油断がならない

具体的には、見慣れたCPUクーラーとは異なる、明らかに厚い放熱フィン(アルミニウム製)の数が12枚(プロトタイプ)に対し13枚(製品版)に改良され、さらにヒートパイプ末端が突き出た面の、打ち抜かれた通気孔らしき穴の”ひさし”がカットされている点、そして穴の数等が挙げられる。製造方法など目に見えない部分でも恐らく改良されているはずで、「NH-P1」はこれまでのNoctua製CPUクーラー同様、長い開発期間と改良を重ねて製品化されている事は容易に想像ができる。

nhp1_52_1024x768 nhp1_53_1024x768
Intel Core i9-9900Kを完全ファンレス駆動させたデモ機。会期中、動作させたままでもフリーズしらずだったらしい

さらに記事を読み返すと、プロトタイプではサポートTDPが120Wといった表記(説明)があるが、「NH-P1」では設置環境等複合的な要因から、明確な数値は開示されていない。この点については、使われ方によるところが大きく、対応としては正解だろう。

nhp1_04_1024x768
Noctua「NH-P1」 実勢価格税込約16,000円(2021年6月発売)
製品情報(Noctua)

nhp1_spec_600x133

Noctuaのプロフェッサーに聞く:プロトタイプからの改良点

ここで多くの自作派から注目を集める「NH-P1」について、生みの親であり編集部とは古くから縁の深いNoctuaのプロフェッサーことJakob Dellinger氏に、プロトタイプと製品版の異なる点や、セールスポイントを聞いてみた。

nhp1_45_1024x768
Jakob Dellinger氏。ちなみにプロトタイプが展示された「COMPUTEX TAIPEI 2019」は、”おめでたい理由”により欠席。オンラインにより後日レクチャーを受けた

「COMPUTEX TAIPEI 2019」で披露されたプロトタイプから、4つのポイントが改良されているという。

  • (1) 1.5kgから1.2kgへの軽量化
  • (2) PCケースの互換性を高めるため全高を165mmから158mmに変更
  • (3) マザーボードのチップ用ヒートシンクを考慮してのクリアランスの確保
  • (4)エアフロー改善によるフィン穴のパターンについて微調整および改良

1つの目の重量について、見るからに肉厚のヒートシンクと全体サイズから、ヘビー級であろう事は想像ができた。しかし実際に数値を聞くと1.5kgもあったらしい。2014年5月に行ったNoctuaの巨大CPUクーラー「NH-D15」が重量1.32kgだけに、「NH-P1」のプロトタイプがどれほどのモノかが想像できるだろう。

そして2番目は、PCケースに収めたところのCPUクーラー有効スペースの確保だ。当初全高165mmだったところ、158mmまで低くした。多くのミドルタワーPCケースは、有効スペースが160mm近辺であることから、より汎用性を持たせた格好。そして3番目は、マザーボードのCPUソケット周辺にそびえ立つチップ用ヒートシンクの高さを考慮し、ソケット周辺にはみ出る部分のヒートシンクをかさ上げ。そして4番目にエアフローの効率化を目的に、放熱フィンの穴パターンが見直された。

このように、2019年時点のプロトタイプはさすがに重量オーバー気味とあって、2番目以降の改良により1.2kgへの軽量化(と言っても十分に重いが)が果たされている。

Noctuaのプロフェッサーに聞く:「NH-P1」のセールスポイント

引き続き「NH-P1」のアピールしたいポイントを聞いた。開発に明け暮れ、製品化に向け改良を重ねてきたJakob氏にとって、「NH-P1」への思い入れはひとしおだろう。そんな生みの親が挙げたポイントは3つだ。

  • (1) ゼロノイズ
  • (2) ほこりの問題が少ない
  • (3) 可動部品が無いため、ほぼ100%フェイルプルーフ

nhp1_20_1024x768

1つ目のゼロノイズは、製品の主たるコンセプトをそのまま表している。のちに解説する制限は多少あるものの、基本は冷却ファンを搭載しない状態でも高い冷却能力が最大の特徴。冷却ファンの回転数を落とした静音ではなく、あくまでゼロノイズでの運用に耐えられるよう、設計されている。

次にほこりの問題を挙げている。これは3つ目のアピールポイントに共通するところだが、電力で駆動させる可動部品が一切ないため、絶対に故障しない。PCケースですらスイッチ不良などの可能性は排除できないが、「NH-P1」は単にヒートシンクであって、仮にほこりが付着したところで機械的に壊れようがない。PCを構成する基幹部品としては異例のタフなパーツであると言えよう。

次のページ
「NH-P1」外観スタイル
  • << 前のページ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 次のページ >>
  • 前の記事
  • 記事一覧
  • 次の記事

RELATED ARTICLE 関連記事

  • # サイコム、オールNoctua仕様の特別静音PC「Silent Master No…
  • # (アキバ取材班) Thermalrightからツインタワー型サイドフローCPUク…
  • # Noctua初のAIO水冷「NL-LC1」、最後の答え合わせ。240mm/420…
  • # Thermalright、6mm径ヒートパイプ×6搭載のシンプルサイドフロー「A…
  • # CPS、新開発の強力ポンプを搭載した360mmラジエーターのハイエンド水冷「DE…
  • # (アキバ取材班) Noctua初のAIO水冷「NL-LC1」が予約開始、TSUK…

CLOSE UP

  • 2026年6月27日
    (お買い得中古品情報) 1年保証付き「Let’s note CF-SV1」が42,800円
  • 2026年6月27日
    (お買い得中古品情報) 見た目はキレイ?iPhone 15 Proの訳あり中古が72,800円から
  • 2026年6月27日
    (お買い得品情報) 希少な内蔵型Blu-rayドライブ「BH16NS55」がまとまって入荷
  • 2026年6月27日
    (アキバ取材班) GIGABYTEオリジナルキャラ「神鷹凛」採用の白いB850マザーが発売
  • 2026年6月27日
    【6月26日取材分】メモリ価格表更新
WHAT'S NEWを見る

CLOSE UP

  • 2026年6月26日
    USB4直結対応の次世代オールフラッシュNASや独自AIなど、ASUSTORが提案するNASの最前線
  • 2026年6月24日
    Noctua初のAIO水冷「NL-LC1」、最後の答え合わせ。240mm/420mmモデルを試す
  • 2026年6月21日
    ド安定で静粛、複数の独自機能も光るASRock初のSFX電源「PG-1000PSF」検証
  • 2026年6月18日
    10分でわかるPCショップ完全攻略~九州唯一のツクモ「ツクモ福岡店」を徹底チェック
  • 2026年6月16日
    Noctua初のAIO水冷「NL-LC1」徹底解剖 ~AIO水冷市場を見続けた17年の答え~

LANGUAGE

RANKING

  • 1

    秋葉原PCパーツ系STAFFに聞きました。「リフレッシュレートはいくつですか?」

  • 2

    日本AMD、Ryzen 7 5700Xなど新CPU計5モデルの国内発売日と市場想定売価をアナウンス

  • 3

    最高5.50GHz駆動の”SPECIAL EDITION”、Intel「Core i9-12900KS」の実力検証

  • 4

    パソコン工房「超 新生活スタートセール」が本日よりスタート

  • 5

    RAPID IPSと37.5型曲面の豪華仕様ゲーミング液晶、MSI「Optix MEG381CQR Plus」を試す

BACK NUMBER

  • 2026年6月
  • 2026年5月
  • 2026年4月
  • 2026年3月
  • 2026年2月
  • 2026年1月
  • 2025年12月
  • 2025年11月
  • 2025年10月
  • 2025年9月
  • 2025年8月
  • 2025年7月
  • 2025年6月
  • 2025年5月
  • 2025年4月
  • 2025年3月
  • 2025年2月
  • 2025年1月
  • 2024年12月
  • 2024年11月
  • 2024年10月
  • 2024年9月
  • 2024年8月
  • 2024年7月
  • 2024年6月
  • 2024年5月
  • 2024年4月
  • 2024年3月
  • 2024年2月
  • 2024年1月
  • 2023年12月
  • 2023年11月
  • 2023年10月
  • 2023年9月
  • 2023年8月
  • 2023年7月
  • 2023年6月
  • 2023年5月
  • 2023年4月
  • 2023年3月
  • 2023年2月
  • 2023年1月
  • 2022年12月
  • 2022年11月
  • 2022年10月
  • 2022年9月
  • 2022年8月
  • 2022年7月
  • 2022年6月
  • 2022年5月
  • 2022年4月
  • 2022年3月
  • 2022年2月
  • 2022年1月
  • 2021年12月
  • 2021年11月
  • 2021年10月
  • 2021年9月
  • 2021年8月
  • 2021年7月
  • 2021年6月
  • 2021年5月
  • 2021年4月
  • 2021年3月
  • 2021年2月
  • 2021年1月
  • 2020年12月
  • 2020年11月
  • 2020年10月
  • 2020年9月
  • 2020年8月
  • 2020年7月
  • 2020年6月
  • 2020年5月
  • 2020年4月
  • 2020年3月
  • 2020年2月
  • 2020年1月
  • 2019年12月
  • 2019年11月
  • 2019年10月
  • 2019年9月
  • 2019年8月
  • 2019年7月
  • 2019年6月
  • 2019年5月
  • 2019年4月
  • 2019年3月
  • 2019年2月
  • 2019年1月
  • 2018年12月
  • 2018年11月
  • 2018年10月
  • 2018年9月
  • 2018年8月
  • 2018年7月
  • 2018年6月
  • 2018年5月
  • 2018年4月
  • 2018年3月
  • 2018年2月
  • 2018年1月
  • 2017年12月
  • 2017年11月
  • 2017年10月
  • 2017年9月
  • 2017年8月
  • 2017年7月
  • 2017年6月
  • 2017年5月
  • 2017年4月
  • 2017年3月
  • 2017年2月
  • 2017年1月
  • 2016年12月
  • 2016年11月
  • 2016年10月
  • 2016年9月
  • 2016年8月
  • 2016年7月
  • 2016年6月
  • 2016年5月
  • 2016年4月
  • 2016年3月
  • 2016年2月
  • 2016年1月
  • 2015年12月
  • 2015年11月
  • 2015年10月
  • 2015年9月
  • 2015年8月
  • 2015年7月
  • 2015年6月
  • 2015年5月
  • 2015年4月
  • 2015年3月
  • 2015年2月
  • 2015年1月
  • 2014年12月
  • 2014年11月
  • 2014年10月
  • 2014年9月
  • 2014年8月
  • 2014年7月
  • 2014年6月
  • 2014年5月
  • 2014年4月
  • 2014年3月
  • 2014年2月
  • 2014年1月
  • 2013年12月
  • 2013年11月
  • 2013年10月
  • 2013年9月
  • 2013年8月
  • 2013年7月
  • 2013年6月
  • 2013年5月
  • 2013年4月
  • 2013年3月
  • 2013年2月
  • 2013年1月
  • 2012年12月
  • 2012年11月
  • 2012年10月
  • 2012年9月
  • 2012年8月
  • 2012年7月
  • 2012年6月
  • 2012年5月
  • 2012年4月
  • 2012年3月
  • 2012年2月
  • 2012年1月
  • 2011年12月
  • 2011年11月
  • 2011年10月
  • 2011年9月
  • 2011年8月
  • 2011年7月
  • 2011年6月
  • 2011年5月
  • 2011年4月
  • 2011年3月
  • 2011年2月
  • 2011年1月
  • 2010年12月
  • 2010年11月
  • 2010年10月
  • 2010年9月
  • 2010年8月
  • 2010年7月
  • 2010年6月
  • 2010年5月
  • 2010年4月
  • 2010年3月
  • 2010年2月
  • 2010年1月
  • 2009年12月
  • 2009年11月
  • 2009年10月
  • 2009年9月
  • 2009年8月
  • 2009年7月
  • 2009年6月
  • 2009年5月
  • 2009年4月
  • 2009年3月
totop

hermitage akihabara

https://www.gdm.or.jp

  • twitter
  • facebook
  • RSS
GdM
  • レビュー
    • インタビュー
    • 一点突破
    • 使ってみた
    • 撮って出し
    • 特別企画
  • ニュース
    • リリース 国内
    • リリース 海外
    • BTO
    • モバイル
    • 募集
    • イベント
    • 業界動向
    • 価格改定
    • 見出し斜め読み
    • キャンペーン
    • 障害情報
    • BTO
    • オーディオ
    • ガジェット
    • ディスプレイ
    • デスクトップPC
    • ノートPC
    • 入力デバイス
    • 携帯端末
    • その他
  • エルミタ取材班
    • その他
    • イベント 取材
    • コレオシ
    • ボイス
    • 取材ネタ
    • 展示会
  • 特価品情報
  • アキバ価格表
  • データベース
  • ショップリスト
  • エルミタージュ秋葉原とは
  • 情報・リリース窓口
  • 広告掲載希望のお客様へ
  • お問い合わせ
  • 制作物一覧
Copyright © 1997-2026 GDM All rights reserved.