エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1275
2023.04.12 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
GeForce RTX 4070 Founders Editionの概要を把握したところで、ここからは評価サンプルを画像でチェックしていこう。パッケージはGeForce RTX 4090 Founders EditionやGeForce RTX 4080 Founders Editionと同じ、緩衝材も含めオール紙製のエコ仕様。2つの三角柱型のダンボールを組み合わせた直方体のデザインやグラフィックスカードスタンドとしても使用できるギミックなどもそのまま継承されていた。
黒を基調にフロント部分に製品の型番が大きくデザインされたパッケージ。サイズは実測で、幅約395mm、奥行き約195mm、高さ約195mm |
パッケージを開封するとそのままグラフィックスカードを展示するスタンドとして使用できる |
8pin×2-12VHPWRの電源変換コネクタや、簡易マニュアルのQRコードは小箱にまとめて収納されていた |
GeForce RTX 4070 Tiと違い、いわゆるNVIDIA標準モデル「Founders Edition」が用意されているGeForce RTX 4070。クーラーのデザイン自体はGeForce RTX 4090/4080 Founders Edition(公称サイズ長さ304mm、幅137mm、厚さ61mm)と同じだが、TGPが200Wへと大幅に低減されていることもあり、カードサイズは実測で長さ約243mm、幅約112mm、厚さ約40mm(2スロット厚)へと小型化されている。GeForce RTX 3070 Founders EditionやGeForce RTX 3060 Ti Founders Editionとほぼ同等サイズで、Founders Editionの中では最小クラスになる。
VGAクーラーは、X字型のフレームにヒートシンクと冷却ファンを組み合わせた「Founders Edition」おなじみのデザイン。ちなみに本体重量は実測で約1,020gだった |
裏面には「RTX 4070」ロゴがデザインされたバックプレートとリングフレームファンを搭載 |
表裏に各1基の直径92mmファンを搭載。なお先端部分には基板がなく、裏面に実装されたファンを使いヒートシンクの間を風が抜ける仕組み |
補助電源コネクタは16pinの12VHPWR。なおメーカーオリジナルモデルでは8pin×2や8pin×1の製品もあるとのこと | バスインターフェイスはPCI Express 4.0(x16) |
サイドからグラフィックスカードを確認したところ、カード厚はブラケットと同じ2スロットに収まるよう設計されている |
本体サイズがコンパクトになったこともあり、GeForce RTX 4090/4080 Founders Editionにあった先端部分の固定用ネジ穴は省略されている |
出力インターフェイスはHDMI×1、DisplayPort×3の標準的な構成 |
GeForce RTX 4090 Founders Edition(GeForce RTX 4080 Founders Editionも同じサイズ)とGeForce RTX 4070 Founders Editionを比較したところ。厚さは前者が3スロット、後者が2スロットで、実際に並べて見るとかなり小さく感じる |
厚さだけでなく、長さも約60mm、幅も約25mm小さくなり、Mini-ITX専用のコンパクトケースでも無理なく組み込めるようになった |